このたび、熊本県下一斉に食中毒警報が発令されました。

毎日暑い日が続き、特に食中毒が発生しやすくなっています。
食品の取扱いには食中毒予防の３原則を心がけ、次のことに十分注意してください。
 

食中毒予防の３原則

細菌を「つけない」「増やさない」「やっつける」
 

【食品衛生のルール】

①調理する人は調理前や汚れるたびに、必ずよく手を洗いましょう。
②調理場は整理・整頓し、清潔な服装で調理に従事しましょう。
③新鮮な原材料を用い、適切に温度管理しましょう。
④包丁、まな板などの調理器具やふきんを清潔にしましょう。
⑤ゴキブリ、ハエ、ネズミの駆除を徹底しましょう。
⑥調理は迅速に、作り置きはしないようにしましょう。
⑦冷蔵庫は詰めすぎず、庫内温度は常に１０℃以下に保つようにしましょう。
 

【家庭における注意点】

①加熱する食品は中心部まで十分火を通しましょう。
②冷蔵や冷凍の必要な食品は、持ち帰ったらすぐに冷蔵庫や冷凍庫に入れましょう。
③調理した食品は早く食べ、室温で長時間放置した場合は思い切って捨てましょう。
④食べ物（弁当など）を前日から作り置きしたり、車の中や直射日光の当たる場所に長時間置いたりしないようにしましょう。
⑤手に切り傷のある人は、手袋をするなどして、おにぎり等の食品に直接手で触れないようにしましょう。
 

【熱中症にも注意】

気温が著しく高くなることで、熱中症による健康被害が生じる危険性も高くなります。
暑さ指数や熱中症警戒アラート等を確認するなど、熱中症にも注意しましょう。
詳しくは、厚生労働省のホームページをご覧ください。
 

参考

県内の今年の食中毒の発生は、７月２１日時点で、7件、95人となっております。